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J-GLOBAL ID:202104013746135857  Research Project code:11104510

重金属及び放射性セシウム吸着能をもつ海藻炭の製造法の検討

重金属及び放射性セシウム吸着能をもつ海藻炭の製造法の検討
Study period:2011 - 2012
Organization (1):
Research responsibility: ( , 農学研究科, 准教授 )
Research overview:
炭焼き施設の海藻炭製造のための低温焼成炉としての利用可能性を検証した。打ち上げ海藻と芯ワカメを原料とし、200°Cと300°Cで焼成した海藻炭を製造した。これらの炭を用いて、市販セメントのブリージング水中の六価クロムの吸着試験を行った結果、目標通り、いずれの海藻炭も環境基準(0.05mg/L)以下に低減することができた。放射性セシウム汚染土壌の洗浄水(8944Bg/kg)について、吸着試験を行ったところ、当初の目標であった300Bg/kgを大きく下回る値にまで低減することができた。また、貝殻炭と橄欖岩を加えて固化することにより、これら有害物質の完全な不溶化を確認した。本研究の結果、海藻炭の実用化が可能となった。
Terms in the title (6):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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