Proj
J-GLOBAL ID:202104013761518452  Research Project code:12101810

円偏光性を有する光発光材料の開発

円偏光性を有する光発光材料の開発
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 大学院自然科学研究科, 准教授 )
Research overview:
本研究は有機EL素子に利用可能な、光応答性を有する新しい円偏光発光材料の開発を目的としている。光応答性部位にジヒドロピレンを用いて、蛍光性部位としてアントラセン、カルバゾールキノキサリンなどを用いて不斉を有する発光材料を合成した。アントラセン、カルバゾールを置換した発光材料は、長波長シフトしたエキシマ発光と軸性キラリティを示し、高い成膜性が確認された。しかし光応用性は示さなかった。一方キノキサリンを縮環した発光材料は、面性キラリティとともに、光異性化に伴う発光波長の変化が観測された。これは光応答性の円偏光発光材料としての可能性を示唆しており、発光特性の評価、発光デバイス化が期待される。
Terms in the title (3):
Terms in the title
Keywords automatically extracted from the title.
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

Return to Previous Page