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J-GLOBAL ID:202104014171497502  Research Project code:13411432

少子高齢化時代に向けた疾病予防のための高機能野菜の開発

少子高齢化時代に向けた疾病予防のための高機能野菜の開発
Study period:2013 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 農学部, 教授 )
Research overview:
高齢者に多発するビタミンB12(B12)欠乏性神経障害が世界中で問題となっており、特に急速に超高齢化社会へ向かう我国においては、今後、深刻な社会問題となることが予想される。B12はビタミンの中で唯一植物性食品に含まれない特異なビタミンであるが、野菜を水耕栽培することで高齢者に吸収されやすい遊離型B12を強化する方法を開発した。B12は不安定な物質であるが、野菜に吸収されることで安定化され、収穫後の品質管理に特別な配慮は必要なく、通常の野菜と同様に取り扱うことができることを明らかにした。また、B12を強化することで他の栄養素含量に悪影響を及ぼすことなく、野菜の保存性が向上する傾向が観察された。
Terms in the title (4):
Terms in the title
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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