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J-GLOBAL ID:202104014686182199  Research Project code:20319567

水資源診断と分散型浄化システムにより生活用水の安全性を確保する技術の強化と普及促進

水資源診断と分散型浄化システムにより生活用水の安全性を確保する技術の強化と普及促進
National award number:JPMJAS2005
Study period:2020 - 2021
Organization (1):
Principal investigator: ( , 大学院総合研究部, センター長 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJAS2005
Research overview:
本研究は、人口や開発の極端な偏在が水問題を引き起こしている世界の地域において、住民の健康・福祉の向上に貢献する自立的な水サービス技術の確立を目指す。これまでネパールで開発した水の安全性診断・処理・評価を連結した技術の信頼性と汎用性を高め、その経済性と健全性を明示することで技術導入のインセンティブを創出し、実装の障壁を緩和する。さらに、この技術モデルを他地域に適用するための課題を抽出し、将来的に多様な風土、文化、社会に対応した水環境管理技術に発展させる基盤とする。人口急増により水の不足と汚染に悩むネパールでは、水安全性地図に健康情報を加えつつ、機能と実装性を高めた水処理装置をモデル地域に配置し、その効果を検証する。無計画な都市・資源開発で深刻かつ長期的な汚染と健康被害を抱えるガーナでは、水循環の地図化と汚染・健康影響の可視化で課題を見いだし、事業後を見据えた現地適応型の水処理装置を提案する。
Research program:
Parent Research Project: 環境・エネルギー分野
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Reports :

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