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J-GLOBAL ID:202104015346475066  Research Project code:7700009207

自己血清を用いた生体外自己巨核球・血小板造血増幅システムの開発

自己血清を用いた生体外自己巨核球・血小板造血増幅システムの開発
Study period:2006 - 2006
Organization (1):
Principal investigator: ( , 医学部, 教授 )
Research overview:
がん治療や造血幹細胞移植等で誘発される血小板減少症では濃厚血小板輸注以外治療法がなく、解決策の1 つとして血小板を産生する巨核球前駆細胞や巨核球、さらには血小板そのものを生体外で特異的に増幅し(EX VIVO EXPANSION)、患者に輸注する試みがある。この時患者自身の造血幹細胞を利用すると、免疫拒絶反応の回避が図れ、疾病ウイルス等の感染リスクも減らせる。また増幅時に、ウシ血清やウシ血清由来のアルブミンを含む培地を用いるのが一般的であるが、抗原性の問題から実際の臨床応用においては問題が多い。そこで、造血幹細胞を分離する際に生じる患者個体由来の血清、即ち「自己血清」を生体外増幅に利用し、より安全で効率的な増幅方法の開発が可能となる。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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