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J-GLOBAL ID:202104015717592982  Research Project code:10102089

遺伝子工学の手法を用いた葉緑体光電池の創出

遺伝子工学の手法を用いた葉緑体光電池の創出
Study period:2010 - 2010
Organization (1):
Research responsibility: ( , 自然科学研究科, 教授 )
Research overview:
葉緑体チラコイド膜に存在する光エネルギー変換装置である光化学系複合体に、電極素材に親和性のあるタグペプチドを遺伝子工学の手法により融合し、それを電極素材に結合させた葉緑体光電池の創出を目標とした。形質転換系が確立している緑藻クラミドモナスの葉緑体チラコイド膜を可溶化し、ショ糖もしくはグリセロール密度勾配超遠心法により、高い活性をもつ光化学系複合体を迅速かつ高い純度で精製する方法を開発した。さらに、電極素材に親和性のある6アミノ酸のタグペプチドをスクリーニングするT7ファージ・ランダムペプチド・ライブラリーを構築した。このライブラリーを用いたバイオパニングにより金板に親和性をもつタグペプチドを50クローン単離した。
Terms in the title (5):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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