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J-GLOBAL ID:202104016050215782  Research Project code:20319641

バングラデシュにおける養殖エビ廃殻由来「キチンナノファイバー」を農業資材として活用する新産業の創出

バングラデシュにおける養殖エビ廃殻由来「キチンナノファイバー」を農業資材として活用する新産業の創出
National award number:JPMJAS2016
Study period:2020 - 2021
Organization (1):
Principal investigator: ( , 大学院工学研究科, 教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJAS2016
Research overview:
本研究では日本国内で実践してきたカニ殻の活用に関する研究成果や事業化の実績を発展させて、海外に波及させる。すなわち、バングラデシュの主要産業であるエビ養殖において大量に発生する廃殻を活用した新事業を創出する。具体的にはエビ殻からキチンナノファイバーを製造する技術を開発する。エビ殻由来キチンナノファイバーの植物に対する機能を検証、活用して肥料や農薬など農産物の収量向上のための農業資材としての実用化を目指す。アジアの中で最貧国の1つといわれるバングラデシュにおいて、エビ殻を活用した農業向け原料のビジネスを創出し、貧困層の多い農村部における地域資源を活用した新産業の育成と農産物の生産性向上を図り、貧困と飢餓の問題の解決に貢献する。以上の取り組みを通して、日本の大学発ベンチャー技術による途上国新事業創生の象徴的事例を作り、同様の他の取り組みを促し、SDGsの貧困を中心とする課題の解決を支援する。
Research program:
Parent Research Project: 生物資源分野
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Reports :

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