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J-GLOBAL ID:202104016251200708  Research Project code:21447416

ヨウ素・界面活性剤複合体を用いたウイルス不活化消毒剤の商品化開発

ヨウ素・界面活性剤複合体を用いたウイルス不活化消毒剤の商品化開発
National award number:JPMJTM20Y3
Study period:2021 - 2021
Organization (1):
Principal investigator: ( , 大学院理工学研究科, 准教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJTM20Y3
Research overview:
ヨウ素は揮発しやすいため、日常に使用する消毒剤とするのは困難であった。申請者は、ヨウ素とノニオン性界面活性剤の複合体が低濃度のヨウ素を揮発させず数ヶ月保持することを見出した。また、殺菌性を高め、エンベローブを持つバクテリオファージ(コロナウイルスのモデル)を99.98%不活化させた。本研究では、ヨウ素・界面活性剤複合体のウイルス不活化を高める添加剤を調べ、有効ヨウ素濃度10ppmで99.999%以上の不活化する。また、日用品表面の腐食性、皮膚・経口刺激性を評価して、安全な消毒剤を開発する。さらに、本複合体をゲル・フィルム化剤で封入し、ウイルスを不活化できる保護フィルムやゲル剤の商品化を目指す。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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