Proj
J-GLOBAL ID:202104016317809032  Research Project code:13411227

温室効果ガス亜酸化窒素の効率的除去・再資源化法の確立

温室効果ガス亜酸化窒素の効率的除去・再資源化法の確立
Study period:2013 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 工学(系)研究科(研究院), 准教授 )
Research overview:
亜酸化窒素は炭酸ガスの310倍もの温室効果があり環境負荷が大きいが、有効な処理・再資源化方法が確立されていない。研究代表者が開発したNOxを吸着する担体には、亜酸化窒素も吸着する事実を見出したので、担体への亜酸化窒素の吸着実験を行った。種々の構造のゼオライトへの亜酸化窒素の吸着量を調べた結果、最高で0.002 kg-N2O/kg-担体の担体を得た。担体をステンレス製カラムに充填し、450度で加熱したところ、吸着した亜酸化窒素のほぼ全てが放出され、500度以上で加熱すると、窒素と水に分解された。アジピン酸製造プロセスで実証試験を行い、NO2ガスを含むガスでも亜酸化窒素を完全除去できることを確認した。
Terms in the title (3):
Terms in the title
Keywords automatically extracted from the title.
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

Return to Previous Page