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J-GLOBAL ID:202104016490073181  Research Project code:12102100

新しい国内産業を興す可溶化ヘスペリジンの低コスト製造方法

新しい国内産業を興す可溶化ヘスペリジンの低コスト製造方法
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 農産園芸研究部門茶業研究室, 主任研究員 )
Research overview:
揉捻機を用いて、青ミカンと茶生葉を1:3の比率で20分間揉みこむ(混合揉捻物ヘスペリジン)ことで、ヘスペリジンの水溶性が高まることを明らかにした。製造したサンプルのヘスペリジン溶出率は熱水、エタノール抽出で差は認められず、有機溶媒を使用せずに効率的に抽出することができる。 今回、確立したヘスペリジン水溶性を高める製造技術は、従来の糖転移ヘスペリジン製造時間に比べ従来の糖転移ヘスペリジン製造時間に比べ1/30の時間で製造でき、製造原価の低減が可能である。 また、開発した混合揉捻物ヘスペリジンの水溶性は単体ヘスペリジンと比較して5,000倍であった。二次元DOSY-NMRおよびLC-TOF/MSを用いてヘスペリジンの可溶化促進に寄与する共存茶ポリフェノール類の検索を行った結果、テアシネンシンAの共存によってヘスペリジンの溶解性が約3倍増加すること、両者が水溶液中で安定した複合体を形成していることが判明した。
Terms in the title (4):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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