広範な用途に利用できる無色透明なヒドロキシチロソールを安価に製造するための発酵生産基盤技術の高度化

National award number：JPMJTM20QJ
Study period：2021 - 2021
Organization (1)：
Principal investigator： ( , 環境技術研究部, 主任研究員 )
DOI： https://doi.org/10.52926/JPMJTM20QJ
Research overview：

3-ヒドロキシチロソール(HTY)は抗ウィルス活性を有する天然ポリフェノールである。オリーブからの抽出や化学合成によって製造されるが非常に高価である。そこで申請者はHTYを合成できる菌株を開発し、発酵生産で安価に製造する技術を確立した。しかし発酵生産で得られたHTYは黒褐色を呈するため用途が限定されるという問題が生じていた。本研究では広範な用途で使用可能なHTYの製造を目指し、現行技術を高度化して無色透明なHTYを発酵生産する技術を開発する。本研究成果はHTYの高接着性を活かしたコーティング・接着材料などへの応用が期待される。また抗ウィルス活性を有することから医療・衛生分野へ利用展開できる。

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Organization with control over the research：

Japan Science and Technology Agency

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