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J-GLOBAL ID:202104016651584580  Research Project code:08000909

高硬度で親油性の高いコーティング膜の低温合成技術

高硬度で親油性の高いコーティング膜の低温合成技術
Study period:2007 - 2007
Organization (1):
Principal investigator: ( , 大学院工学研究科, 教授 )
Research overview:
「技術内容・目的」:高性能な低摩擦・低摩耗膜のコーティング合成技術を簡便かつ省エネルギーなプロセスで実現する。この技術をエンジンのシリンダライナーなどに適用すれば、輸送機器のエネルギー効率を大幅に向上することができる。また、耐熱樹脂へのコーティングも可能であり、カム、ギヤ、軸受けなどの樹脂系部材の耐久性向上を狙い、機械システムの部材軽量化に大きく貢献する。「実験内容、目標」:最適な錯体化剤によってその加水分解速度を制御した金属元素アルコキサイドを用いて、骨格構造ならびに骨格外クラスターに存在するナノサイズ化合物(クラスター)を制御して、硬くて高い親油性を有するコーティング膜を、溶液から低温で合成する。金属部材への焼付け塗装が可能な200°C程度の低い熱処理温度においてもSUS なみの硬さと親油性を有するコーティング膜を合成する技術の確立を目指す。
Terms in the title (4):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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