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J-GLOBAL ID:202104016704080440  Research Project code:13409225

がん転移機構を解明するため糖質クラスターの開発と転移メカニズムの解明

がん転移機構を解明するため糖質クラスターの開発と転移メカニズムの解明
Study period:2013 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 農学研究科, 准教授 )
Research overview:
高齢化社会により革新的ながん治療法の開発が期待されている。本申請では、がん転移にかかわるP-セレクチンとがん細胞の相互作用を拮抗的に阻害する硫酸化糖質クラスターの構築を行った。その成果として、グルタミン酸ペプチドをコア分子とした硫酸化糖質クラスターの合成法を確立した。さらに、P-セレクチンとの親和性を確認した。また、ポリグルタミン酸をコア分子とした硫酸化糖質クラスターは,がん細胞とP-セレクチン間の相互作用を拮抗的に阻害することを明らかとした。今後は、グルタミン酸ペプチドを利用した硫酸化糖質クラスターの動物試験レベルでのがん転移阻害能を検証するため、マウスがん転移モデルを用いた研究展開に結びつける。
Terms in the title (5):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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