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J-GLOBAL ID:202104016882403325
Research Project code:13410617
化学酵素合成法によるヘパリン合成
化学酵素合成法によるヘパリン合成
Study period:2013 - 2013
Organization (1):
Research responsibility:
(
, 主任研究員研究室等, 専任研究員 )
Research overview:
構造が均一なヘパリンを供給することを目的として、化学合成と酵素合成を組み合わせることにより、効率的な合成を行う。ヘパリン合成において、合成が困難である1,2-cis アミノグリコシドの構築には、独自に見出した2,3-trans カーバメート基を持つアミノグリコシドの異性化反応、および、グリコシル化反応中の異性化反応を応用することが可能であった。2,3-trans カーバメート基を持つアミノグリコシドは4位水酸基の反応性に関しても通常の保護パターンのアミノグリコシドよりも高く、グリコシル化反応においての糖受容体として有効であった。グルクロン酸を糖供与体として使用する場合には、反応性が低いことが問題とされていたが、反応性の高いグルクロン酸供与体を得た。このような骨格からなるグルコサミンーグルクロン酸2糖ユニットは、ヘパロサンの基本ユニットであり、ヘパロサン化学合成に有用なユニットを開発した。本合成ルートは、煩雑な複数の保護基導入、除去ステップの回避、酵素による硫酸基の位置特異的導入が可能である。
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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