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J-GLOBAL ID:202104017122027664  Research Project code:12101998

培養細胞を用いたペルオキシソーム増殖剤の発がん性の短期評価法の開発

培養細胞を用いたペルオキシソーム増殖剤の発がん性の短期評価法の開発
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 大学院医学研究科, 教授 )
Research overview:
ペルオキシソーム増殖剤(以下PP)には産業上重要な化合物が多いが、長期投与によりラットでは肝がんを誘発することから、発がん性の迅速な評価方法が求められている。化学物質の安全性の評価は、世界的に動物個体を使用せず、培養細胞などにより行う方法に変化しつつある。しかし、PPでは動物個体を用いる方法しかなく、60-90週間の長期投与を行っている。 本研究は、マクロファージ活性化のマーカー遺伝子を解明し、肝細胞とマクロファージを用いてPPの発がん性を2-3日間の処理で評価できる方法を開発する。期間内に複数のマクロファージ活性化のマーカー遺伝子を見出し、短期評価法のマーカーとなる知見を得た。研究を継続し目標を達成する。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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