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J-GLOBAL ID:202104017314090653  Research Project code:11104504

ステビア農業資材の塩害水田に対する土壌修復効果とそのメカニズムの探索

ステビア農業資材の塩害水田に対する土壌修復効果とそのメカニズムの探索
Study period:2011 - 2012
Organization (1):
Research responsibility: ( , 食物栄養科学部, 教授 )
Research overview:
本研究の目標は、ステビア熱水抽出液発酵液に高濃度(1.30±0.20%)で含まれるKに着目した脱塩効果の解明である。その方法としてステビア熱水抽出液発酵液からのKを含む物質(K包含物質)の分子量を推定した。その結果98.16±5.74%のK物質Iが14,000dalton以下で、更にこのK物質Iの27.43%は500~14,000dalto(K物質II)、57.47%が500dalton以下(K物質III)の分子量を示した。しかしステビア熱水抽出液発酵にK濃度と同濃度のNaClを添加するとK物質IIが更に6.26%にまで減少し、且つK物質IIIが101.1%にまで上昇した。またこのK物質IIは活性炭素カラムにより全量回収され(CF1)、CF1のK濃度の1,1.5,2.0倍と添加NaClの濃度を増加すると、500dalton以下のK物質が直線的に増加することが確認された。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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