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J-GLOBAL ID:202104017532498303  Research Project code:13409855

新規生理活性物質セクレトグロビン(SCGB)3A2の慢性閉塞性肺疾患の治療薬としての検討

新規生理活性物質セクレトグロビン(SCGB)3A2の慢性閉塞性肺疾患の治療薬としての検討
Study period:2013 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 大学院理工学研究科, 助教 )
Research overview:
本研究開発では新規生理活性物質セクレトグロビン(SCGB)3A2の慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療薬としての有効性を培養系およびモデル動物を用いて検証することを目的とした。細胞培養系を用いた検討では、SCGB3A2は、p53のリン酸化を抑制することによってアポトーシスを抑制することが明らかになった。モデル動物を用いた解析では、マウスの系統によって曝露条件を新たに決定する必要があったため、モデル作製に時間を要した。そのため、計画の50%の解析のみが行われた。しかしながら、新たな知見として、SCGB3A2は肺の組織構築に極めて重要であることが明らかになり、得られた情報の意義は大きい。今後は、未解析部分の解析を継続して行い目的を検証し、将来的にSCGB3A2のCOPD治療薬としての利用に繋げていきたい。
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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