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J-GLOBAL ID:202104018144250088  Research Project code:21446834

変異体にも有効なウイルス不活化ペプチドの設計とその高機能フィルターへの実装化

変異体にも有効なウイルス不活化ペプチドの設計とその高機能フィルターへの実装化
National award number:JPMJTM20QM
Study period:2021 - 2021
Organization (1):
Principal investigator: ( , 大学院理学研究科, 准教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJTM20QM
Research overview:
コロナウイルスは、自らのエンベロープ膜から突き出たスパイクタンパク質(S)を用い、ヒトACE2受容体等を介して感染する。敢えてS中の受容体結合に関与しない後半サブユニットのらせん構造を標的とし、従来と異なる機構で不活化する新たな抗ウイルスペプチドを人工設計する。この結果、既存の抗体等とは異なり、強毒化した、あるいはワクチンが効かなくなった変異ウイルスに対しても有効となる。次に、このペプチドを紙などの担体に固定し、抗ウイルスフィルターを創製する。マスクや空気清浄機のフィルターとして、特に従来品と組合せることで、捕捉漏れのない高機能フィルターとしてハイリスクな現場でも安心して使用可能となる。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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