Proj
J-GLOBAL ID:202104020178438366  Research Project code:13412225

超高速リアルタイムPCRシステムを用いた性感染症起炎菌の高速(即日)診断

超高速リアルタイムPCRシステムを用いた性感染症起炎菌の高速(即日)診断
Study period:2013 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 医学部, 講師 )
Research overview:
超高速リアルタイムPCRを用いた性感染症起炎菌診断システムを構築し、臨床試料を用いた診断精度の検証を行った。リアルタイムPCRは異なる蛍光標識した3種類のプローブを用いたmultiplex法にて行い、一度のPCRで淋菌、クラミジアの同時検出が可能であった。尿試料からのDNA抽出とPCRに要する時間は約20分であった。臨床試料を用いた検証では淋菌は感度81.8%、特異度91.9%の精度で診断が可能であり、クラミジアは感度71.4%、特異度95.1%で診断が可能であった。本検証に用いた臨床試料は淋菌感染尿11例、クラミジア感染尿7例であり、検出感度の低下は症例数不足に起因すると考える。したがって症例の収集と本システムの検証は継続して実施する。
Terms in the title (4):
Terms in the title
Keywords automatically extracted from the title.
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

Return to Previous Page