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J-GLOBAL ID:202104020322535665  Research Project code:12101303

新構造グラフェンデバイスによる太陽電池の高効率化の研究

新構造グラフェンデバイスによる太陽電池の高効率化の研究
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 工学部知能エレクトロニクス学科, 教授 )
Research overview:
新構造グラフェンデバイスの試作を行ない、電気的特性を評価した結果、グラフェン/シリコン接合がダイオード特性を示すがことがわかった。しかし、ON電流が従来データと比較して約3桁小さいことがわかった。そこで、プラズマ前処理による低接触抵抗化技術を開発し、ON電流改善の見通しを得た。他に、カーボンナノチューブ(CNT)/シリコン太陽電池を試作した。測定の結果、曲線因子FF=0.33, Voc=64 mV, 変換効率=2.4%を得た。しかし、CNTデバイスはダイオード特性に大きなばらつきがあることがわかった。これは、CNTの直径のばらつきに起因し、グラフェンデバイスとCNTデバイスを比較すると、特性ばらつきの点でグラフェンデバイスの方が優位であることがわかった。
Terms in the title (4):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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