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J-GLOBAL ID:202104020356201090
Research Project code:12101290
環境調和型酸化的カップリング反応によるビアリール化合物の合成法の開発
環境調和型酸化的カップリング反応によるビアリール化合物の合成法の開発
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility:
(
, 大学院工学研究科化学・生物工学専攻, 助教 )
Research overview:
本申請研究では、安全で安価な過酸化水素水を酸化剤に、毒性のないヨウ化物を触媒前駆体に用いるフェノール類の酸化的ビアリールカップリング反応の開発を通して、真に力量のあるビアリール化合物の製造プロセスの確立を目指した。その結果、様々なフェノール類の酸化反応において、対応するビフェノールや基質によっては過剰酸化生成物のジフェノキノンが、それぞれ選択的に高収率で得られた。本手法は、金属を全く用いず、安全・安価な共酸化剤存在下、日本に豊富に存在するヨウ素を触媒的に用いる等、様々な特長がある。今後は、反応機構の解明に向けて更なる研究を行い、不斉酸化的ビアリールカップリング反応へ展開して行く予定である。
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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