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J-GLOBAL ID:202104020369153159
Research Project code:7700000021
水谷植物情報物質プロジェクト
水谷植物情報物質プロジェクト
National award number:JPMJER8803
Study period:1988 - 1993
Organization (1):
Principal investigator:
(
, 農学部, 教授 )
DOI:
https://doi.org/10.52926/JPMJER8803
Research overview:
植物は自らの意志で動けないので化学物質により他の動植物から自分を守ったり、他を攻撃していると考えられます。プロジェクトでは、この生物間相互作用において情報をやりとりしている化学物質(植物情報物質)の探索とその作用・生成機構、生態系における振舞いなどについて探求しました。研究では、植物の防御機構に関与している誘導性抗菌物質や摂食阻害物質などを多数見いだし、その動態と機能について検討を行いました。また、葉面に着生している細菌が植物二次代謝産物のケイ皮酸を抗菌性スチレンに変換していることを確認し、新しいエコシステムモデルを提唱しました。さらに遺伝子レベルにおける生態化学的役割についても検討を行い新しい知見を得ました。この他、昆虫へのマイクロダイアリス法の適用や植物情報物質の導入に有用な小型微粒子銃の開発などを行いました。これらの研究から、自然の理にかかった新たな農薬・医薬等の開発や産業面への応用が期待されます。
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Reports :
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