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J-GLOBAL ID:202104020497557033  Research Project code:20344668

霧を集め水滴に変える機能表面

霧を集め水滴に変える機能表面
National award number:JPMJTM20ER
Study period:2020 - 2021
Organization (1):
Principal investigator: ( , 先端理工学部, 教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJTM20ER
Research overview:
光異性化する有機分子の結晶に紫外光を照射すると、表面に化合物に応じた結晶成長する現象を利用し、テングシロアリの翅の表面構造を再現することに成功した。テングシロアリは、雨期に巣作りのために飛翔する珍しい種で、その翅の表面に生えた二種類の突起のため、霧粒を集め水滴に変える性質がある。この性質は、我々の光成長する有機結晶薄膜でも再現できており、その構造と性質を汎用性があり安定な材料に転写することで、実用化を目指す。具体的には、テングシロアリの表面構造を模倣した結晶膜表面を電鋳により鋳型をとり、これをポリマーなどの汎用材料に転写して、霧を集め水に変換する機能膜を作製する。
Terms in the title (2):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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