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J-GLOBAL ID:202104020841589683
Research Project code:13412343
悪性度の高いがん細胞選択的に作用する新規抗がん剤複合体の開発
悪性度の高いがん細胞選択的に作用する新規抗がん剤複合体の開発
Study period:2013 - 2013
Organization (1):
Research responsibility:
(
, 大学院生命科学研究部(薬), 教授 )
Research overview:
本課題では、葉酸修飾メチル-b-シクロデキストリン(FA-M-b-CyD)自体の抗がん活性と低分子抗がん剤との複合体を悪性度の高いがん細胞へ選択的に送達することにより、相乗的な抗腫瘍効果を検討した。FA-M-b-CyDはドキソルビシン(DOX)と安定な包接複合体を形成した。さらに、FR高発現がん細胞に対して、DOX単独よりもDOX/FA-M-b-CyD複合体は優れた殺細胞効果を示した。これらの結果より、FA-M-b-CyDはFR高発現細胞選択的な抗がん剤キャリアとして有用である可能性が示唆された。今後、投与条件の最適化およびDOXの体内動態解析を行い、民間企業と共同開発を展開する予定である。
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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