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J-GLOBAL ID:202104020940706578  Research Project code:12102320

微生物利用の新展開:皮膚のバリア機能の改善効果を有する化粧品素材ならびに医薬母核などの探索研究

微生物利用の新展開:皮膚のバリア機能の改善効果を有する化粧品素材ならびに医薬母核などの探索研究
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 北里生命科学研究所, 教授 )
Research overview:
放線菌1,162株を生産培地で培養し、その培養液抽出物(以下、抽出物)を用いて、皮膚疾患の改善効果を有する化粧品素材を探索した。即ち、ヒトケラチノサイトのインボルクリン産生促進効果を指標に約500株の抽出物について検討し、5抽出物を選択した。現在、約600株の抽出物を検討している。5株の抽出物の効果の再現性と濃度依存性試験を実施した。その結果、植物の根より分離された放線菌2株の抽出物まで絞り込めた。これら培養液抽出物は細胞障害性も低く、無添加群と比較して有意なインボルクリン産生促進効果を示した。目標としたインボルクリン産生促進効果を示す微生物培養物を得ることができた。今後、特許を申請すると共に化粧品素材としての評価を検討する。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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