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J-GLOBAL ID:202104021271028557  Research Project code:21446229

オリゴペプチドによる飛沫模擬条件下の銅合金の抗ウイルス活性向上と実装手法の開発

オリゴペプチドによる飛沫模擬条件下の銅合金の抗ウイルス活性向上と実装手法の開発
National award number:JPMJTM20KS
Study period:2021 - 2021
Organization (1):
Principal investigator: ( , 機能性材料研究拠点, 上席研究員 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJTM20KS
Research overview:
銅合金は殺菌能に優れているが、発現には数時間~1日程度かかるため、活用は進んでいない。我々は還元性オリゴペプチドにより、銅合金の殺菌機構の一つである活性酸素の発生を促進し、5分で生菌数を1/10以下にすることに成功した。さらに、飛沫模擬環境下で材料表面の核酸分解量評価法を開発、銅合金でのみ核酸分解が生じることを確認した。本課題では、接触感染防止目的で環境表面への適用を実現すべく、銅合金へのペプチド被覆手法を確立する。飛沫模擬環境下のウイルス活性の向上(~1h程度でウイルス活性1/100以下)および抗菌・抗ウイルス活性の持続期間(>8h)を、JIS準拠法ならびに開発手法を用いて確認する。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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