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J-GLOBAL ID:202104021337542621  Research Project code:11104329

疎水性イオン液体を用いる高効率マンガン電解リサイクリング

疎水性イオン液体を用いる高効率マンガン電解リサイクリング
Study period:2011 - 2012
Organization (1):
Research responsibility: ( , 大学院工学研究科, 准教授 )
Research overview:
金属マンガンは、鉄鋼や軽金属に添加し耐食性や展伸性を付与するための重要素材である。しかし、その供給は国外に全量依存し、供給障害の不安をかかえている。本研究では、高い電流効率での金属マンガンの電解採取技術のため、イオン液体系電解浴からのマンガン電析を調べた。イミダゾリウム型のイオン液体を用い、浴の電気化学特性を調べ定電位電析を試みた。その結果、2位をメチル置換した1-butyl-2,3-dimethylimidazoliumum陽イオンを選ぶことで、金属マンガンの電析が可能であることを見いだしたが、大気中ではイオン液体の分解が同時に進行し、高い電流効率の達成は困難と判断された。比較のため行ったスルホン系溶媒では、より可逆性の高いマンガン電析がうかがわれた。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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