Pat
J-GLOBAL ID:202203010137091481

羊膜間葉系幹細胞の抗腫瘍薬としての使用

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大谷 嘉一
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2017196711
Publication number (International publication number):2018062511
Patent number:7076126
Application date: Oct. 10, 2017
Publication date: Apr. 19, 2018
Claim (excerpt):
【請求項1】 ヒトの羊膜間葉系幹細胞集団またはその細胞集団由来の細胞からなり、CA125タンパクを過剰に発現する腫瘍細胞に対する癌細胞の増殖抑制用細胞医薬の調製方法であって、前記羊膜間葉系幹細胞集団が以下の調製方法により得られるものであり、(A)哺乳動物の羊膜から間葉系細胞の細胞集団を採取するステップと、(B)前記間葉系細胞の細胞集団について、(b1)フローサイトメーターを用いて前方散乱光および側方散乱光を検出し、二次元分布図を作成し、(b2)前記二次元分布図上に、四角形の3分割ゲートを設定することにより選択された細胞を分取するステップと、(C)前記分取された細胞を継代培養するステップとを含み、前記ステップ(B)における(b2)において、四角形の3分割ゲートは、前方散乱光の強度に基づいて3分割したものであり、前記ステップ(B)における(b2)において、四角形の3分割ゲートは、(i)側方散乱光の検出上限を右辺、側方散乱光の検出限界を左辺とし、前方散乱光の検出限界を底辺として、前記二次元分布図に示された細胞集団の5~15%が含まれるように上辺を設定した第1のゲートと、(ii)側方散乱光の検出上限を右辺、側方散乱光の検出限界を左辺とし、前記第1のゲートの上辺を底辺として、前記二次元分布図に示された細胞集団の35~45%が含まれるように上辺を設定した第2のゲートと、(iii)側方散乱光の検出上限を右辺、側方散乱光の検出限界を左辺とし、前記第2のゲートの上辺を底辺として、前記二次元分布図に示された細胞集団の35%以上が含まれるように上辺を設定した第3のゲートとからなり、前記第2のゲートから分取された細胞を有効成分とする前記癌細胞の増殖抑制用細胞医薬の調製方法。
IPC (3):
A61K 35/50 ( 201 5.01) ,  A61P 35/00 ( 200 6.01) ,  C12N 5/0775 ( 201 0.01)
FI (3):
A61K 35/50 ,  A61P 35/00 ,  C12N 5/077
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • PloS ONE, 2015, Vol.10, No.4, #e0123350
  • Stem Cell Research & Therapy, 2021, Vol.21, #126

Return to Previous Page