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J-GLOBAL ID:202203018524350640

線虫を用いた個体レベルの健康寿命の評価系

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (4): 山本 修 ,  宮前 徹 ,  中西 基晴 ,  小笠原 有紀
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2020123805
Publication number (International publication number):2021026004
Patent number:7186457
Application date: Jul. 20, 2020
Publication date: Feb. 22, 2021
Claim (excerpt):
【請求項1】 線虫の健康寿命および寿命の分析方法であって、以下のステップ:(1)飼育する線虫の初期数Aを記録して保存する;(2)飼育開始時をt0、飼育終了時をtN(Nは整数であり、後述のnの最大数に一致する)、その間の所定の時点をt1~tn(nは整数)とし、t0~tnの時点のそれぞれにおいて、飼育されている線虫の画像を同視野で撮影し、そして、撮影された画像を保存する;(3)tnの時点の画像とtn-1の時点の画像(nは整数)を比較する;(4)上記(3)の画像比較に基づき、(i)位置も形状も変化していない線虫の数を、tnの時点における死線虫の数Bn(nは整数)として記録して保存し、および、(ii)位置は変化していないが形状が変化している線虫の数を、tnの時点における不動線虫の数Cn(nは整数)として記録して保存する;(5)(i)tnの時点における積極的行動状態にある線虫の比率(%)を、次式:により計算して保存し、t1~tnの各時点における積極的行動状態にある線虫の比率をプロットして健康寿命曲線としてグラフ化し、および (ii)tnの時点における生存状態にある線虫の比率(%)を、次式:により計算して保存し、t1~tnの各時点における生存状態にある線虫の比率をプロットして寿命曲線としてグラフ化する;(6)(i)線虫の健康寿命を、次式:により算出して保存するか、もしくは、上記(5)(i)の当該健康寿命曲線において積極的行動状態にある線虫の比率が50%となった時点の値として記録して保存し、ならびに、 (ii)線虫の寿命を、次式:により算出して保存するか、もしくは上記(5)(ii)の当該寿命曲線において生存状態にある線虫の比率が50%となった時点の値として記録して保存する;(7)健康寿命曲線および寿命曲線を表示する、ならびに/または、健康寿命および寿命の値を表示する;を含む、前記分析方法。
IPC (2):
G01N 33/48 ( 200 6.01) ,  A01K 67/033 ( 200 6.01)
FI (2):
G01N 33/48 N ,  A01K 67/033 501
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 線虫の寿命制御因子探索に関する研究:TRPV1の役割の解明および画像解析に基づいた新規健康寿命評価法の構

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