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J-GLOBAL ID:202204003404754018  Research Project code:1150127

Enhancement of product durability and usability for resource-efficient society (Full-scale R&D Project)

持続可能な社会の実現「モノの寿命の解明と延伸による使い続けられるものづくり(本格研究)」
Study period:2022 - 2026
Organization (1):
Management supervisor: ( , 所長(2022年度ー2026年度) )
Research overview:
強度が要求される構造部材・強度部材等は、省資源・省エネルギー化の国際競争の激化など社会的・経済的要請も後押しして重点的に研究開発が行われてきました。中でも、複数の素材の異なる性質を利用し高強度・軽量性といった特徴を併せ持つ複合材に注目が集まり、開発・利用が進められつつあります。しかしながら、異素材間の界面や現象の相関の複雑性により、疲労や劣化、破損・破壊に関する基礎過程、複合現象に対する科学的理解が進んでいないことから、複合材本来の高強度・軽量などの特性を最大限有効に活かすことができていません。本重点公募テーマでは、複合材を対象に、複合的な現象である疲労・劣化の原理や破損・破壊につながる機構を解明して、製品に残された寿命(余寿命)を高精度に推定する技術を確立することにより、継続使用・再使用の促進、限界設計による必要最小限の資源利用、より長寿命かつ高機能な素材設計等の達成を目指します。これらの研究開発を通して、「資源利用効率の向上と持続可能な消費生産形態の促進」に貢献するとともに、変わりゆく社会や人々のニーズに応じながら環境的・経済的に持続可能な社会の実現に貢献します。
Terms in the title (5):
Terms in the title
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Branch Research Project (1):

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