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J-GLOBAL ID:202204010036523058  Research Project code:21477477

家族が繋がる、人とIT技術等が共生する健康街づくり実現拠点

家族が繋がる、人とIT技術等が共生する健康街づくり実現拠点
National award number:JPMJPF2113
Study period:2021 - 2022
Organization (1):
Central institution:
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJPF2113
Research overview:
豊明市の課題は高齢化および働き世代の転出である。この課題への対応として本プロジェクトでは、家族間・サービス機関間でのデータ共有と地域内外でのサービス提供により、本地域で身内が安心して暮らせる人とITなどの技術が共生する街づくりを目指す。本学では、これまでに「地域ケア豊明モデル」の構築に深く関わってきた。本プロジェクトではこれを更に発展させ、非侵襲性の検査機器による早期疾患発症予測の実現、健康セルフマネージメントの“みえる化”技術などによる精度の高い技術の提供に加え、医療・健康支援の統合サービス並びに遠隔対応可能な地域健康サービスの実現により、未病予測ならびに重症化予防による健康寿命の延伸を目指す。ヘルスケアシステムの取り組みにおいて、単に技術開発や健康アプリの提供では行動変容につながらないため、心理的にインパクトの有るデータを提示することで行動変容を誘導することが求められている。また、日々検診サービスが受けやすい利便性を提供しつつ、専門知識を有する“人による健康管理サービス”を共存させることが必要である。そこで、健診・健康データ解析だけでなく、非侵襲性で生活習慣病などの発症予測が期待されている眼底画像等の解析を加えたマルチモーダルな時系列解析基盤の構築とドラッグストアをキーステーションとした地域での実証研究を行い、日々の健康モニターによる未病早期発見/先制医療の実現を目指す。また、自治体とキーステーションにて、常時、人による医療・健康サポートが受けられるよう、地域医療における薬剤師、看護師、介護士、管理栄養士などの人材育成に取り組み、診断・IT技術の創出だけでなく、行動変容、サービスの提供までを掲げた、健康支援が提供できる街づくりを目指す。
Terms in the title (6):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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