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J-GLOBAL ID:202204010764279708
Research Project code:14541475
医療・バイオ技術への応用を目指すナノファイバーアクチュエータの創成
医療・バイオ技術への応用を目指すナノファイバーアクチュエータの創成
Study period:2014 - 2015
Organization (1):
Research responsibility:
(
, テニュアトラック推進本部, 講師 )
Research overview:
従来のアクチュエータは、100~1000 Vの高電位が必要であるにも関わらず、駆動変位が小さいという駆動性能の低さが課題であった。そこで、ナノファイバーの形状に着目しアクチュエータ素子として用いることで、低電位での駆動およびその柔軟性から従来とは異なり、しなやかな動作が期待される。本研究は、アクチュエータ素子への応用を目的としたナノファイバーを作製し、駆動性能評価を行うことを目的としている。ナノファイバーはエレクトロスピニング法により作製した。導電性を有したナノファイバーを作製するために、伸縮性を有したポリウレタンへ塩化鉄(III)を添加することにより導電性ナノファイバーを作製した。さらに、物性の異なった高分子ナノファイバーも作製し、駆動に違いが見られるか検証した。本研究では、剛直な構造を有したPMMAナノファイバーを作製した。ポリウレタンが駆動に必要とする最低電位は25 Vであり、導電性を付与することよって最低電位は5Vを達成したことから、導電性を付与したナノファイバーの低エネルギーな駆動が期待される。今後は、引き続き基礎的な駆動評価を進めていくと同時に、センサ応用などの可能性も検討していく予定である。
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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