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J-GLOBAL ID:202204011135999010
Research Project code:14539969
細胞接着装置タイトジャンクションを増強する医薬品の分子設計
細胞接着装置タイトジャンクションを増強する医薬品の分子設計
Study period:2014 - 2015
Organization (1):
Research responsibility:
(
, 創薬科学研究科, 教授 )
Research overview:
本研究はヒト組織の有するバリア機能に関して、それを担う細胞間接着装置タイトジャンクション(TJ)について、裏打ちタンパク質とクローディンの会合に介入し制御する化合物を取得することを目的とする。TJは、形成と分解・抑制の二方向の制御の動的平衡状態にあると考えられ、分解因子の結合を阻害すれば形成が進み、バリア機能が強化されることが期待された。本研究により、TJ強化をする化合物のみならず、類似化合物でTJを減弱緩和させる化合物が得られた。双方につき特許出願を完了した。これは予想を超える達成度である。これを、バリア緩和とバリア強化が低分子により自在に可能な、画期的なTJ制御技術の開発の基盤技術と位置づける。試薬または医薬品シーズとして、企業への導出に向け、科研費を利用した研究展開、製薬企業との共同研究(試料無償供与)の双方を継続する。特に試験管内でのヒト組織モデルおよび動物実験における実証実験を展開する。
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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