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J-GLOBAL ID:202204014401940971  Research Project code:14540204

安心かつ痛みのない糖尿病治療を目指したインシュリン経皮投与パッチの開発

安心かつ痛みのない糖尿病治療を目指したインシュリン経皮投与パッチの開発
Study period:2014 - 2015
Organization (1):
Research responsibility: ( , 工学研究科, 准教授 )
Research overview:
本研究では、生体適合性の高い独自の生体材料(PEGグラフト化ヒアルロン酸)を利用したインシュリン含有マイクロニードルを作製し、動物実験から血糖値が少なくとも投与4時間後には40%にまで低下するレベルに達するように放出制御することを目標とした。マイクロニードルの作製に先立ち、PEGグラフト化ヒアルロン酸に含有したインシュリンの生理活性を確認するために血糖値低下実験を行い、インシュリンの生理活性保持を確認した。0.6Uのインシュリンを含有したマイクロニードルを作製し、ラット皮膚に貼ったところ、6時間後血糖値が約40%低下した。以上により、インシュリンの活性が保持されたマイクロニードルによる経皮投与パッチの可能性を示した。今後は血糖値降下速度と量の最適条件を見いだす展開が必要である。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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