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J-GLOBAL ID:202204014626784570
Research Project code:14538604
汚染土壌の浄化手法の開発とその応用
汚染土壌の浄化手法の開発とその応用
Study period:2014 - 2015
Organization (1):
Research responsibility:
(
, 工学部, 教授 )
Research overview:
地圏の浄化に関しては,粘土分が多い土壌にセシウムを添加してから一定期間放置し,その後,セシウムの抽出試験ならびに浄化試験(電気泳動試験,吸着材は開発したHApシート)を実施した.その結果,土壌にセシウムを添加し,即,抽出試験をした場合は70%を超える割合で抽出できたセシウムも,例えば,1週間ほど放置した後に抽出試験を行うと,25%程度しか抽出できないことが判明した.これは,粘土等の劣化によって形成されるフレイドエッジサイトにセシウムが強く固着するからである.
水圏の浄化に関しては,魚骨を焼成したのみで,特に加工を施さないヒドロキシアパタイトを吸着材としてストロンチウムならびにセシウムの吸着試験を実施した.その結果,ストロンチウムについては,1週間ほどでほぼ全量の吸着が達成でき,セシウムについては,4週間で半分程度の吸着を達成できた.
Terms in the title (5):
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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