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J-GLOBAL ID:202204017181040817
Research Project code:22682002
Peace & Science Innovation Ecosystem
Peace & Science Innovation Ecosystem
National award number:JPMJST2283
Study period:2022 - 2026
Organization (2):
,
Principal investigator:
(
, 学長 )
,
(
, 大学院医系科学研究科, 教授、副学長(産学連携担当) )
DOI:
https://doi.org/10.52926/JPMJST2283
Research overview:
1.全体概要
平和を希求する精神とともにイノベーションを創出するエコシステム(Peace & Science Innovation Ecosystem:PSI)を構築するため、中四国地域を中心に首都圏・海外を含む約100機関の産学官金が一体的に結集する。
司令塔として中四国地域のスタートアップの一元的支援組織を構築し、「健康長寿」や「SDGs」を新産業創出により加速するとともに、楽しく・生き生き・自然とともに過ごせる平和な社会(地域版・Well-being)を実現する。平和希求型ベンチャー総数300社(現状の3倍)、アントレプレナーシップ教育受講者数25,000人(現状の10倍、参画機関の学部生・大学院生の約50%)などを目指す。
2.実施項目ごとの概要
(1)起業活動支援プログラムの運営
中四国地域の大学が持つ強い技術領域、地域が抱える課題領域、特徴ある産業領域の3点が重なる領域として、健康医療領域、環境エネルギー領域、次世代ものづくり領域などを「重点領域」として設定する。
共同機関が把握しているシーズのうち、技術成熟度レベル(Technology Readiness Levels:TRL)に準じた柔軟なGAPファンドまたはPoCファンドを付与する。TRLレベルの上昇に向け、協力機関などと連携したアクセラレーションプログラムの受講やメンタリング機会を提供する「スタートアップ道場」を設置する。
(2)アントレプレナーシップ人材育成プログラムの開発・運営
現在各大学で実施しているアントレプレナーシップ教育を1起業マインドの醸成、2起業知識・スキルの習得、3起業実践能力の習得、4オープンイノベーションの「4段階」で整理し、各大学に不足しているカリキュラムを明らかにする。
不足しているカリキュラムの補完や開発に向けて、共同機関が保有するカリキュラムの開放や協力機関における実践的なカリキュラムの提供を実施する。具体的には、平和希求プログラム、デザイン思考または専門的な知識習得などの相互利用に向けた講師派遣、地域の実証フィールドを利用した課題発見・解決型PBLの手法やノウハウの共有化、海外大学とのアントレプレナーシップ教育の提供などを実施する。
(3)起業環境の整備
共用機器や共有スペースなどの利用に必要な制度改正やルール整備、また、ワンストップ窓口(相談、弁護士対応など)を活用し、中四国全域での機器利用や起業環境の場の利用を実現する。
アントレプレナーシップカリキュラムの相互開放に必要な「共通教育プラットフォーム」を各大学で運用するほか、動画撮影や配信機能を備えた環境を活用したピッチイベントなどの活動を通じ、本プラットフォームのエコシステム強化を実現する。
(4)拠点都市のエコシステムの形成・発展
「ひろしま好きじゃけんコンソーシアム」を中四国地域のスタートアップの一元的支援組織とし、広島大学が先行的に進めている「企業版ふるさと納税」のノウハウ、有料会員によるプラットフォーム運営、クラウドファンディングによるGAPファンド獲得の取り組みなどを中四国地域全体に広げていく。拠点都市間および海外ネットワークを生かした相互交流やシンポジウムなどを実施し、スタートアップ予備軍を積極的に世界に送り出す。
Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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