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J-GLOBAL ID：202303004083309157

摺動面間の低摩擦構造及びその付与方法

Inventor： 真部 研吾 ,  中野 美紀
Applicant, Patent owner： 国立研究開発法人産業技術総合研究所
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：2021099869
Publication number (International publication number)：2022191575
Application date： Jun. 16, 2021
Publication date： Dec. 28, 2022
Summary：

【課題】摺動面間の摩擦を低減させるための新たな低摩擦構造及びその付与方法の提供。 【解決手段】 基準部材の基準面にその移動面を対向させて相対的に摺動移動する移動部材において摺動面間での摩擦を低減させるための低摩擦構造及びその付与方法である。基準面の少なくとも一部を覆って第1潤滑液体の液膜を与えるとともに、移動面を覆うようにして第1潤滑液体と溶解し合わない第2潤滑液体の液膜を与えられて第1潤滑液体及び前記第2潤滑液体を間に介して移動部材を基準部材の上に位置させる。ここで、第2潤滑液体の液膜を第1潤滑液体の液膜に対して相対移動させながら移動部材の移動面を基準部材の基準面に対して摺動移動させるように、第1潤滑液体よりも第2潤滑液体において基準面に対する接触角及び表面張力を大とされている。 【選択図】 図1

Claim (excerpt)：

基準部材の基準面にその移動面を対向させて相対的に摺動移動する移動部材において摺動面間での摩擦を低減させるための低摩擦構造であって、 前記基準面の少なくとも一部を覆って第1潤滑液体の液膜を与えるとともに、前記移動面を覆うようにして前記第1潤滑液体と溶解し合わない第2潤滑液体の液膜を与えられて前記第1潤滑液体及び前記第2潤滑液体を間に介して前記移動部材を前記基準部材の上に位置させ、 前記第2潤滑液体の液膜を前記第1潤滑液体の液膜に対して相対移動させながら前記移動部材の前記移動面を前記基準部材の前記基準面に対して摺動移動させるように、前記第1潤滑液体よりも前記第2潤滑液体において前記基準面に対する接触角及び表面張力を大とされていることを特徴とする摺動面間の低摩擦構造。

IPC (2)：

C10M 171/00 ,  C10M 173/00

FI (2)：

C10M171/00 ,  C10M173/00

F-Term (7)：

4H104BB14A ,  4H104BH03A ,  4H104CJ02A ,  4H104DA02A ,  4H104DA06A ,  4H104LA03 ,  4H104PA01

Patent cited by the Patent：

Cited by applicant (1)

• 水溶性金属表面潤滑剤及び電子部品
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願2001-042548   Applicant：有限会社ケミカル電子