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J-GLOBAL ID:202303005905249905
調光ガラス及びその製造方法、並びに、前記調光ガラスを構成する多孔質モスアイ構造の二酸化バナジウム薄膜
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (3):
神野 直美
, 上代 哲司
, 多田 央子
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2021122757
Publication number (International publication number):2023018549
Application date: Jul. 27, 2021
Publication date: Feb. 08, 2023
Summary:
【課題】二酸化バナジウム薄膜を透明基板の上に設けた調光ガラスであって、赤外域での調光率(相転移温度を超えたときの光線透過率の変化率)が大きいとともに、可視域での高い光線透過率を有する調光ガラス、及び前記調光ガラスを構成する二酸化バナジウム薄膜を提供する。
【解決手段】透明基板と二酸化バナジウム薄膜を有し、前記二酸化バナジウム薄膜は、その表面が、100nm~800nmの周期の突起から構成されているモスアイ構造であり、かつ微細な粒子からなる多孔質であって、AFM(原子間力顕微鏡)により測定した粒子面積比が30%~60%であり、その相転移温度以下の温度では、前記調光ガラスの波長400nm~800nmの透過率が40%~80%となる屈折率を有し、波長1000nm~1600nmの調光率(透過率変化)が10%以上となる調光ガラス、及びその製造方法、並びに、前記調光ガラスを構成する二酸化バナジウム薄膜。
【選択図】 図2
Claim (excerpt):
透明基板と、その上に設けられた又はその上に設けられた1以上の透明層の上に設けられた二酸化バナジウム薄膜を有する調光ガラスであって、前記二酸化バナジウム薄膜は、その表面が、100nm~800nmの周期の突起から構成されているモスアイ構造であり、かつ、微細な粒子からなる多孔質であって、AFM(原子間力顕微鏡)により測定した粒子面積比が30%~60%であり、その相転移温度以下の温度では、前記調光ガラスの波長400nm~800nmの透過率が40%~80%となる屈折率を有し、波長1000nm~1600nmの調光率(透過率変化)が10%以上となることを特徴とする調光ガラス。
IPC (4):
C03C 17/25
, C03C 17/34
, C01G 31/02
, G02B 1/118
FI (4):
C03C17/25 A
, C03C17/34 Z
, C01G31/02
, G02B1/118
F-Term (20):
2K009AA01
, 2K009BB02
, 2K009BB04
, 2K009CC03
, 2K009DD02
, 2K009DD06
, 4G048AA02
, 4G048AB02
, 4G048AC08
, 4G048AD02
, 4G048AD03
, 4G048AD06
, 4G048AE08
, 4G059AA01
, 4G059AC06
, 4G059EA01
, 4G059EB09
, 4G059GA01
, 4G059GA04
, 4G059GA12
Patent cited by the Patent:
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