Pat
J-GLOBAL ID:202303007373984876
バラタナゴ類の判別方法及び判別キット
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (4):
棚井 澄雄
, 松沼 泰史
, 及川 周
, 飯田 雅人
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2019181946
Publication number (International publication number):2021052714
Patent number:7399451
Application date: Oct. 02, 2019
Publication date: Apr. 08, 2021
Claim (excerpt):
【請求項1】 ニッポンバラタナゴ、タイリクバラタナゴ及びそれらの交雑種のうちいずれのバラタナゴであるかを判別する方法であって、 対象バラタナゴの核DNAを鋳型として、以下の1)~4)に示す4種類のプライマーを用いてPCR法で増幅産物を得る核DNA増幅工程と、 前記核DNA増幅工程で得られた増幅産物を電気泳動して検出することで、ニッポンバラタナゴ、タイリクバラタナゴ及びそれらの交雑種のうちいずれのバラタナゴであるかを判別する判別工程とを含み、 1)配列番号1で示される塩基配列からなるポリヌクレオチドを有するセンスプライマーA; 2)配列番号2で示される塩基配列からなるポリヌクレオチドを有するアンチセンスプライマーB; 3)バラタナゴの18SrRNA遺伝子の塩基配列の一部に相補的な配列番号3で示される塩基配列からなるポリヌクレオチドを有するセンスプライマーC; 4)バラタナゴの5.8SrRNA遺伝子の塩基配列の一部に相補的な配列番号4で示される塩基配列からなるポリヌクレオチドを有するアンチセンスプライマーD; 前記判別工程で、前記センスプライマーA及び前記アンチセンスプライマーDにより増幅された増幅産物Xが検出された場合には、ニッポンバラタナゴであると判別し、 前記センスプライマーC及び前記アンチセンスプライマーBにより増幅された増幅産物Yが検出された場合には、タイリクバラタナゴであると判別し、 前記増幅産物X及び前記増幅産物Yが検出された場合には、ニッポンバラタナゴ及びタイリクバラタナゴの交雑種であると判別し、 さらに、前記核DNA増幅工程の前に、又は、前記判別工程の後に、 対象バラタナゴのミトコンドリアDNAを鋳型として、以下に示す2種のプライマーセットを用いてPCR法で増幅産物を得るミトコンドリアDNA増幅工程と、 前記ミトコンドリアDNA増幅工程で得られた増幅産物を電気泳動して検出することで、対象バラタナゴのミトコンドリアDNAの遺伝子型を判別するミトコンドリアDNAの遺伝子型判別工程と、を含み、 5)ニッポンバラタナゴのシトクロームb遺伝子の転写産物を増幅するためのセンスプライマーE及びアンチセンスプライマーFからなるプライマーセット; 6)タイリクバラタナゴのシトクロームb遺伝子の転写産物を増幅するためのセンスプライマーG及びアンチセンスプライマーHからなるプライマーセット; 前記センスプライマーEは、配列番号5で示される塩基配列からなるポリヌクレオチドを有し、前記アンチセンスプライマーFは、配列番号6で示される塩基配列からなるポリヌクレオチドを有し、 前記センスプライマーGは、配列番号7で示される塩基配列からなるポリヌクレオチドを有し、前記アンチセンスプライマーHは、配列番号8で示される塩基配列からなるポリヌクレオチドを有し、 前記ミトコンドリアDNAの遺伝子型判別工程で、前記センスプライマーE及び前記アンチセンスプライマーFにより増幅された増幅産物Wが検出された場合には、ミトコンドリアDNAの遺伝子型がニッポンバラタナゴであると判別し、 前記センスプライマーG及び前記アンチセンスプライマーHにより増幅された増幅産物Vが検出された場合には、ミトコンドリアDNAの遺伝子型がタイリクバラタナゴであると判別する、バラタナゴ類の判別方法。
IPC (5):
C12Q 1/6858 ( 201 8.01)
, C12Q 1/686 ( 201 8.01)
, C12Q 1/6888 ( 201 8.01)
, C12N 15/11 ( 200 6.01)
, C12N 15/12 ( 200 6.01)
FI (5):
C12Q 1/685 ZNA Z
, C12Q 1/686 Z
, C12Q 1/688 Z
, C12N 15/11 Z
, C12N 15/12
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
-
ポリメラーゼ連鎖反応を使用する菌類病原体の検出
Gazette classification:公表公報
Application number:特願平7-527703
Applicant:ノバルティスアクチエンゲゼルシャフト
-
ポリメラーゼ連鎖反応法を用いた真菌病原体の検出
Gazette classification:公表公報
Application number:特願2002-575333
Applicant:シンジェンタパーティシペーションズアクチェンゲゼルシャフト
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
-
環境管理, 2011, Vol.40, p.54-59
Return to Previous Page