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J-GLOBAL ID:202404013553041466  Research Project code:23826804

電磁気学的手法による2023年カフラマンマラシュ地震の震源域のイメージング

電磁気学的手法による2023年カフラマンマラシュ地震の震源域のイメージング
National award number:JPMJJR2302
Study period:2023 - 2024
Organization (1):
Principal investigator: ( , 科学技術創成研究院, 教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJJR2302
Research overview:
壊滅的な被害をもたらしたカフラマンマラシュ地震(マグニチュード7.8と7.6)は、東アナトリア断層系で発生した。本研究では、マグネトテルリック(MT)法と呼ばれる地球電磁気学的な地下探査手法を用いて、震源地周辺の地下流体の分布を解明する。 MT法では自然電磁場の観測から、震源域の比抵抗構造を解析することができる。比抵抗は流体の分布や連結性に敏感であるため、地震発生プロセスを制約する流体分布を可視化することに通ずる。震源域の下方に流体溜まりがあって、その流体が震源域に流入して大地震を引き起こしたと仮定し、それを検証する。 本研究で得られる比抵抗構造は、震源域の地殻流体の時間変動研究のベースラインを提供することにもなる。
Terms in the title (5):
Terms in the title
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Research program:
Parent Research Project: The 2023 Kahramanmaraş, Türkiye, Earthquake
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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