文献

J-GLOBAL ID：200902224989602206   整理番号：08A0382091

海洋鋼構造物に対する新防食法(IECOS)の開発

Development of New Anti-Corrosion Method (IECOS) for Marine Steel Structures

著者 (4件)： 鈴木靖庸 (IHI) ,  赤嶺健一 (IHI) ,  兼坂薫 (IHI) ,  今関正典 (IHI)
資料名： IHI技報  (Journal of IHI Technologies)
巻： 48  号： 1  ページ： 22-31  発行年： 2008年03月31日 
JST資料番号： F0090A  ISSN： 1882-3041  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 海洋鋼構造物は重要な社会資本である場合が多く,維持管理のための防食法は重要な役割を担っている。そこで,海洋鋼構造物の寿命延長,超長期防食を目的に,電着工法と電気防食工法を併用するIECOS工法を新たな防食法として開発した。初期に強制的に外部電源で電着被膜を生成させることで,従来法である電気防食工法と比較して,防食電流密度が大幅に低減可能であった。IECOS工法は,優れた防食性能をもっていることを水槽実験および実海域での鋼管ぐいを対象とした試験施工によって確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： 海洋構造物 ,  鋼構造 ,  *防食 ,  維持管理 ,  *寿命延長 ,  電気防食
準シソーラス用語： *海洋鋼構造物 ,  電着被覆

分類 (1件)： 海洋施設  (RC14020A)

引用文献 (13件)：

• 宮島正悟, 浅見靖伸, 東方真次, 澤田隆志: 港湾施設の維持管理におけるLCMの考慮--桟橋の点検結果による対応策の試行的検討-- 海洋開発論文集 第22巻 2006年7月 pp. 9-14
• 禮田英一, 深海正彦: 既存桟橋における維持管理工法の決定支援に関する一考察 沿岸センター研究論文集 No.4 2004年7月 pp. 77-80
• 金井 久, 石田雅己: 産業別に見た防錆技術--海洋構造物-- 防錆管理 第43巻第5号 1999年5月 pp. 167-185
• 赤嶺健一: 船舶バラストタンク内新防食法 (IECOS) の開発 日本金属学会会報 第38巻第1号 1999年1月 pp. 49-51
• 赤嶺健一: 無塗装防食法 (IECOS) の港湾施設への適用 石川島播磨技報 第42巻第3号 2002年5月 pp. 121-126

タイトルに関連する用語 (4件)： 海洋 ,  鋼構造物 ,  防食 ,  開発