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J-GLOBAL ID:200902235266407857   整理番号:09A0566345

硫黄同位体の始生代質量依存分別 山東省,新泰Yanlingguan-Shihezhuang地域の層状硫化物鉱床についての新しい証拠

Archean Mass-independent Fractionation of Sulfur Isotope:New Evidence of Bedded Sulfide Deposits in the Yanlingguan-Shihezhuang area of Xintai, Shandong Province
著者 (4件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 444-450  発行年: 2008年 
JST資料番号: C2553A  ISSN: 1000-9515  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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始生代層状硫化物鉱床の複合硫黄同位体比(34S/33S/32S)を,山東省,新泰の泰山層群Yanlingguan層で次のように測定した。すなわち,δ33S=-0.7‰から3.8‰,δ34S=0.1‰から8.8‰,δ33S=-2.3‰から-0.7‰である。硫黄同位体組成は著しい質量依存分別(MIF)の特徴を示す。始生代硫化物における硫黄同位体のMIFの存在によると,硫黄は太陽UV放射が引き起こした火山性SO2の光化学反応の生成物がもたらしており,オゾン遮蔽がその時大気中に形成しておらず,酸素レベルが10-5PAL(現在の大気レベル)より小さかったことを意味している。硫酸塩は火山活動の中心近くで降下した負のΔ33Sを有するSO2の光分解により生成した。正のΔ33Sを有する元素Sの生成物は火山活動の中心から離れて降下した。硫化物(-2.30‰から-0.25‰)の低いΔ33S値によると,Shihezhuangは火山中心にあり,硫黄はほとんど光分解が生成した硫酸塩からであった。高いΔ33S値(-0.5‰からー2‰)によると,Yanlingguanは火山性中心から離れており,硫黄の幾らかは硫酸塩,一部は光分解により生成した元素Sからのものである。Yanlingguanからの硫黄同位体のデータ点はδ34S-δ33Sのプロット上でMFL(質量依存分別ライン)に平行なラインにあり,火山性硫黄種が海洋への大気循環を経ており,更に質量依存分別が硫化物沈積の際に起こったことを示す。Shihezhuangからの硫黄同位体のデータ点は異なる硫黄源の混合を示している。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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金属鉱床  ,  同位体地質学 

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