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J-GLOBAL ID:200902235356286498   整理番号:09A0851896

コラーゲン誘発性関節炎マウスの炎症肢におけるセルトリズマブペゴル,アダリムマブ,及びインフリキシマブの分布を比較するための生体蛍光イメージング

Use of biofluorescence imaging to compare the distribution of certolizumab pegol, adalimumab, and infliximab in the inflamed paws of mice with collagen-induced arthritis
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巻: 348  号: 1-2  ページ: 36-41  発行年: 2009年08月31日 
JST資料番号: E0816B  ISSN: 0022-1759  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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慢性関節リウマチ(RA)などの炎症性疾患の効果的治療のために炎症部位における薬物への曝露は重要な点であると考えられる。このin vivo研究は,新規非侵襲性生体蛍光法を用いて健常及び炎症マウス組織において腫瘍壊死因子-α(TNF-α)阻害剤であるセルトリズマブペゴル,アダリムマブ,及びインフリキシマブの分布を検討することにより,健常及び炎症組織における抗体型試薬の効率的定量を可能にする方法を明らかにすることを目的とした。セルトリズマブペゴル,アダリムマブ,及びインフリキシマブを低分子量色素alexa680で標識した。本試薬をナイーブDBA/1マウス及び進行性コラーゲン誘発性関節炎DBA/1マウスに2mg/kgの用量で静脈内投与した。後肢におけるTNF阻害剤濃度を投与後26時間まで複数の時点においてXenogen IVIS200生体蛍光イメージング装置を用いて測定した。2独立実験においてセルトリズマブペゴルの分布をアダリムマブ及びインフリキシマブのそれと比較した。セルトリズマブペゴル,アダリムマブ,及びインフリキシマブは全て,本関節炎動物モデルにおいて非炎症組織より炎症組織により効率的に分布した。しかし正常組織と比較して関節炎肢へのセルトリズマブペゴルの浸透率はアダリムマブ及びインフリキシマブより高かった。さらに炎症対正常組織における曝露期間はアダリムマブ及びインフリキシマブの両者よりセルトリズマブペゴルにおいて長く,病変組織におけるセルトリズマブペゴルの集積はアダリムマブ及びインフリキシマブと比較して炎症の重症度により反応した。これらのセルトリズマブペゴルの特徴は分子のPEG化に起因すると考えられる。一部の試薬の構造的特徴は有効性,耐性,効果の速度及び/または持続性に影響すると考えられることから,炎症部位での薬物への曝露を評価することは重要である。本研究において用いた新規非侵襲性生体蛍光法は治療薬の組織浸透を比較するために有効なツールである。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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生体防御と免疫系研究法 

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