文献
J-GLOBAL ID:200902235441156560   整理番号:09A0409304

イタリアンライグラスうどんこ病抵抗性中間母本「ER3」の育成とその特性

著者 (7件):
資料名:
号:ページ: 15-22  発行年: 2009年03月 
JST資料番号: G0830B  ISSN: 1347-0825  CODEN: CSKKCS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
イタリアンライグラスうどんこ病は,1996年の宮崎県での発生が国内では最初の報告である。これまで,農業現場での甚大な被害の報告はないが,イネ科作物の麦類,オーチャードグラス等でうどんこ病が重要病害となっており,今後の温暖化等の気候変動により,イタリアンライグラスでもうどんこ病が重要病害となる可能性がある。農業の利用が難しい牧草類においては,抵抗性品種の利用が最も有効な防除方法であるが,我が国のイタリンアンライグラス栽培での主力である2倍体の早生品種には,うどんこ病に抵抗性を有するものはまだない。これらの品種は,鳥取在来,宮崎在来,黒石在来等国内の在来系統を主な母材としており,うどんこ病抵抗性遺伝子の頻度が低い。通常,新品種の育成には長時間を要し,本病による被害が農業現場で顕在化する以前に抵抗性系統を中間母体として育成しておくことが重要である。うどんこ病は,通常の圃場での発生が安定せず,罹病性品種においても殆ど発生しないこともある。そこで,うどんこ病が発生しやすい条件である日当たりと風通しが悪い隔離圃場及び雨滴が植物体に当たらない当たらないガラス室で,抵抗性個体を繰り返し選抜する表現型循環選抜を3回行い,うどんこ病抵抗性系統「ER3」を育成した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
作物の品種  ,  作物育種一般  ,  飼料作物,草地  ,  微生物による植物病害一般  ,  菌類による植物病害 
引用文献 (12件):
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る