抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東京都には「三多摩格差」が存在してきた。しかし,いまは「三多摩『内』格差」も存在する。「三多摩格差」とは,東京都を構成する同じ基礎的自治体でありながら,特別区である東京23区と,後発的な生い立ちである多摩地区の市町村との間に存在する社会経済基盤(社会的インフラ)上の格差を指す。そして,「三多摩『内』格差」とは,その多摩地区における格差の存在という格差の二重構造を指す。まず,一般廃棄物問題が多摩地区で顕在化している状況を「三多摩格差」そして「三多摩『内』格差」という視角で検討した。ケーススタディとして,最終処分場の建設に至る経緯をとりあげた。そして,改めてその底流にある「三多摩格差」の沿革について,今後の検証作業にそなえてまとめた。多摩地域の圧倒的多数の市は,自らの都市化を,こと一般廃棄物処理に関しては日の出町に依存して成しとげるとともに,多摩地域における廃棄物処理にかかわる環境問題をひとり日の出町の課題とする形になっているのも事実である。多摩地域における対等で自立的な自治体の形成をどう確かなものにするかが改めて問われている。