抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東北管内(青森県,岩手県,秋田県,宮城県,山形県および福島県)において鉄道事業を営む事業者は25事業者で,総営業キロは4226kmに及んでいる。東北管内における新線建設等のプロジェクトとしては,平成22年12月に全線開業を目指す東北新幹線,平成27年度の開業を目指す仙台市地下鉄東西線,その他,JR仙石線多賀城駅付近の連続立体交差事業,仙台市地下鉄南北線への可動式ホーム柵の設置工事などが進められている。東北管内の鉄道事情について,極めて大雑把に表現するなら,路線長や輸送量,経営基盤等から見て”JRとその他の民鉄との二極化の傾向”が顕著で,中小民鉄では沿線人口の減少等により厳しい経営環境にある。平成21年度における東北運輸局の鉄道行政の主要課題は,近年続発した重大鉄道事故によって失墜した国民の信頼回復を図るため,「鉄道輸送の安全・安心の確保」を第一に据え,これに加えて,厳しい経営環境下にある「ローカル鉄道の活性化支援」,来年末に迫った「東北新幹線新青森延伸への対応」を主要3本柱としている。また,こうした主要課題への取組方針として,鉄道の安全確保の重要性や地域社会における鉄道の意義役割を再認識していただくため,オーブンな鉄道行政を展開していくこととしている。現況として,次の項目に分けて紹介した。1)鉄道輸送の安全・安心の確保,2)苦戦するローカル鉄道の支援,3)2年後に迫った東北新幹線全線開業,4)待ったなしの鉄道駅のバリアフリー化。