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J-GLOBAL ID:200902213237420000   整理番号:09A1152202

黒毛和種種雄牛「安福」号の体細胞クローン牛「望安福」号誕生

著者 (7件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 169-175  発行年: 2009年09月18日 
JST資料番号: Y0210B  ISSN: 1341-2965  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「安福」は優れた種雄牛で1993年に死亡したが,精巣と肝臓は摘出後13年間も冷凍保存されていた。近年,凍結により死滅した体細胞を用いたクローン動物作出の研究が相次いだが,筆者らは冷凍臓器中の生存細胞の残存可能性を検討した。予備実験で去勢牛3頭の冷凍後解凍した精巣から培養増殖可能な生存体細胞を全頭で得られた。このため,安福の精索部分からの細胞採取を試みた結果,生存細胞が得られ,増殖にも成功した。分離した体細胞は線維芽細胞様と上皮細胞様の2形態を認めた。凍結融解後も増殖能力を保持していた初代培養の両細胞を用い,従来の牛核移植技術により安福の体細胞クローン作出を試みた。その結果,25%が分娩に至り,クローン牛4頭は望安福1~4号と名付けられた。2号は生後2日で死亡し,過大児症候群が疑われた。他3頭は人工ほ育で育成され,3号が約160日齢時,感染症により死亡した。1号は17か月齢で精液採取に成功し,精子性状に異常はなかった。今後,体外受精により授精能を評価する予定である,4号は観血去勢し,試験肥育を開始している。
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分類 (2件):
分類
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牛  ,  繁殖管理 
タイトルに関連する用語 (3件):
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