文献

J-GLOBAL ID：200902258958768477   整理番号：08A0968727

メンブレンパネル式散気装置「エアロウイング」高効率散気装置の適用事例とCO₂削減効果

著者 (2件)： 長谷川満 (三機工業) ,  松本昌彦 (三機工業)
資料名： 環境浄化技術  (Environmental Solution Technology)
巻： 7  号： 10  ページ： 42-45  発行年： 2008年10月01日 
JST資料番号： L4697A  ISSN： 1347-9970  CODEN： KJGAAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： わが国の下水処理場では年間58億kWhの電力量を消費し,これは国内の全消費電力量の約0.6%に相当する。そのうち反応タンク(曝気槽)のエアレーション用動力が30~50%と大きな割合を占めている。温室効果ガスの削減対策の一つとして,効率のよい曝気システムへの更新が必要となっている。このため,特殊ポリウレタン製のシートに多数の特殊形状の気孔を設けた画期的なメンブレン式超微細気泡散気装置を開発した。空気の供給状況により気孔が開いたり閉じたりし,高い酸素移動効率と広い送気量制御範囲を可能にし,さらに経年的な圧損上昇を抑えることができる。そのため,省エネでありながら,間欠運転が可能となり,メンテナンスも不用で,従来型散気装置の課題を克服した。散気装置の構造,特徴,運転データ等を説明した。

シソーラス用語： *下水処理施設 ,  *エアレーション装置 ,  省エネルギー ,  温室効果ガス ,  排出抑制 ,  ポリウレタン ,  プラスチックシート ,  微細構造 ,  気孔 ,  気泡 ,  間欠性 ,  圧力損失
準シソーラス用語： 散気装置 ,  酸素移動効率 ,  曝気槽

分類 (2件)： 下水,廃水の物理的処理  (SC03040L) ,  エネルギー利用と環境との関係  (LE01000E)

タイトルに関連する用語 (5件)： メンブレン ,  散気装置 ,  高効率 ,  適用事例 ,  CO2削減