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J-GLOBAL ID：200902298533449329   整理番号：08A0454998

K-Rasとカルモジュリンの結合において相互作用に必須なエレメントの同定とK-Rasの局在におけるエレメントの役割の解析

Identification of Essential Interacting Elements in K-Ras/Calmodulin Binding and Its Role in K-Ras Localization

著者 (6件)： LOPEZ-ALCALA Cristina (Universitat de Barcelona, Barcelona, ESP) ,  ALVAREZ-MOYA Blanca (Universitat de Barcelona, Barcelona, ESP) ,  VILLALONGA Priam (Universitat de les Illes Balears, Palma, ESP) ,  CALVO Maria (Universitat de Barcelona, Barcelona, ESP) ,  BACHS Oriol (Universitat de Barcelona, Barcelona, ESP) ,  AGELL Neus (Universitat de Barcelona, Barcelona, ESP)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 283  号： 16  ページ： 10621-10631  発行年： 2008年04月18日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： NIH3T3細胞を用いて,カルモジュリン結合蛋白質のK-Rasとカルモジュリン(CaM)との相互作用に必須なK-Rasのドメインを同定した。少なくとも3つの領域が結合に重要で,一つは多様性の高い領域,次に151から166アミノ酸におけるαヘリックス領域,3つ目はスイッチII領域であった。CaMとの相互作用には,多様性の高い領域でのK-Rasのファルネシル化と塩基性の高い領域の両方が必要であった。K-RasのS181でのリン酸化によりCaMとの結合が阻害された。K-RasとCaMは細胞膜での局在が同じであったが,膜への輸送にはCaMとの結合は必要なかった。また,線条体ニューロンにおけるK-Rasのゴルジ体への輸送にもCaMとの結合は必要なかった。

シソーラス用語： *Rasタンパク質 ,  *カルモジュリン ,  *タンパク質結合 ,  3T3細胞 ,  アルキル化 ,  リン酸化 ,  細胞内分布 ,  細胞膜 ,  線条体 ,  ニューロン ,  Golgi体 ,  細胞内輸送 ,  結合部位 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノアルコール ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： *K-Ras蛋白質 ,  NIH 3T3細胞 ,  ファルネシル化

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： セリン

タイトルに関連する用語 (7件)： K-Ras ,  カルモジュリン ,  相互作用 ,  エレメント ,  同定 ,  役割 ,  解析