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J-GLOBAL ID:201002263345216166   整理番号:10A0660390

アルカリおよび酵素エッチング法を組み合わせたSEMによる防縮加工羊毛繊維のモルホロジー解析:DCCA-およびKroy-加工繊維の微細構造の相異

Morphological Analysis of Shrinkproof Wool Fibers by SEM Combined with Alkaline and Enzymatic Etching Techniques: Microstructural Differences of DCCA- and Kroy-Processed Fibers
著者 (3件):
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巻: 66  号:ページ: 131-139 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: F0278A  ISSN: 0037-9875  CODEN: SENGA5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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断面繊維試料の酵素およびアルカリエッチングを組み合わせた走査型電子顕微鏡(SEM)分析によって,防縮加工羊毛繊維のモルホロジーを解析した。DCCA(ジクロロイソシアヌール酸)-Kroy加工によって製造した繊維成分の微細構造変化を酵素エッチングは,明らかにした。繊維内反応は,防縮加工羊毛繊維の細胞膜複合体(CMC),ミクロフィブリル間(intMF),および核の遺残(nuclear remnants:NRs),同じくorthocortexおよび皮質内層(paracortex)中の付近に存在成分にまで拡大されたことを示唆した。他方,アルカリエッチングはDCCAとKroy加工繊維の間に異なるパターンを与えた;前者中においては皮質内層およびorthocortexが弱くほとんど崩壊したパターンをそれぞれ与えたが,後者の繊維中においては皮質内層およびorthocortex共弱いパターンを与えた。それ故,繊維内反応はKroy加工においては,DCCA加工より均一であり,反応の程度は両者ともほとんど同じ程度であることがわかった。これらのデータからKroy加工およびDCCA加工繊維に及ぼす洗濯の影響の相違を論じた。(翻訳著者抄録)
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引用文献 (18件):
  • MAKINSON, K. R. Surface Characteristics of Fibers and Textiles. 1975, Part I, 110-164
  • BEKKU, F. Shiagekako. 1972, I, 150-162
  • KAIMORI, M. Senshoku Kogyo. 1993, 41, 347
  • SIMPSON, W. S. Wool : Science and technology. 2002, 219-224
  • CARDAMONE, J. M. Text. Res. J. 2004, 74, 555
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